ペダル、セレクトレバー操作は慎重に
運転がラクなAT車ですが、うっかりミスが大事故につながることもあります。ペダル操作やセレクトレバー操作には十分気をつけましょう。
踏み間違いによる事故は
65歳以上と、29歳以下に
多い傾向があります。
年齢別アクセルとブレーキの踏み間違い交通事故の割合
(2019年 警察庁調べ)
ブレーキとアクセルの踏み間違いにご注意を
運転に適した靴をはき、常にブレーキペダルとアクセルペダルの位置を確認し、余裕をもった運転を心がけましょう。「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」を装備しているクルマも、条件によって作動しないことがあります。装置を過信せず、ペダルの位置を十分確認しましょう。
特にバックのときは気をつけて!
駐車場でバックするときなど、後ろをふり向いた姿勢で足の位置がずれ、ブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いをすることがあります。発進前にブレーキペダルとアクセルペダルの位置を確認し、急なアクセル操作を避けましょう。また、バック誘導をしてもらう場合、クルマの真後ろ(進路上)は危険です。クルマの横に立って誘導してもらうようにしましょう。
運転席フロアマットはクルマに合ったものを
フロアマットはクルマに合ったものを選び、しっかり固定して使用しましょう。フロアマットを2重3重にすると、使っているうちにずれて上側のマットがアクセルペダルを押してしまうことがあります。また、丸まってペダルの下に入るとブレーキが踏み切れなくなるおそれもあり危険です。フロアマットは1枚だけにしましょう。
固定方法などは取扱説明書で確認してください。
エンジンスタート時、発進時、クルマから離れるときは?
エンジンをかける※ときは、パーキングブレーキがかかっており、セレクトレバーが「P」であることを確認してください。発進時にセレクトレバーを操作するときは、ブレーキペダルを踏んでいることを確認し、前進「D」と後退「R」をまちがえないよう、目で確認しましょう。また、クルマから離れるときは、必ずセレクトレバーが「P」であることを確認してください。
※電気自動車やハイブリッド車は、「パワー」または「レディーオン」