JAMA 一般社団法人 日本自動車工業会

車両火災は、こんなときに起きる!?

「まさか、クルマが燃えるなんて?」と思われがちですが、次のような場合は車両火災を起こす恐れがあります。ぜひ、心に留めておいてください。

クルマが浸水、冠水してしまった場合……

浸水、冠水被害を受けたクルマは火災を起こす恐れがあります。エンジンは絶対にかけないでください。また、ハイブリッド車、電気自動車の場合は高電圧システムを搭載しているので車両に触らないでください。すぐにロードサービスや自動車販売店に連絡しましょう。

エンジンオイルやフィルターのメンテナンスを怠ると…

潤滑不良でエンジン破損を招き、車両火災が発生することもあります。エンジンオイルやオイルフィルターのメンテナンスを忘れずに! なお、エンジンオイルを交換する際にこぼしたら、確実にふき取りましょう。また、オイルフィルターの取付けを誤るとオイルが漏れ、火災につながるので気をつけましょう。

車中仮眠は、必ずエンジンを切ってから

エンジンをかけたままで車中仮眠しないでください。睡眠中に誤ってアクセルを踏み込み、エンジンが高回転を続けて異常に加熱し車両火災を引き起こすことがあります。また、積雪によりクルマの周囲が密閉されたり、風のないときに長時間アイドリングすると、排気ガスが車内に侵入して一酸化炭素中毒等を起こす危険もあります。絶対にやめましょう。

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