注:1.租税総収入内訳の消費税収は自動車関係諸税に含まれる消費税を除く。 2.自動車関係諸税の消費税収(自動車整備含む)は日本自動車工業会の推定。 3.消費税収には地方消費税収を含む。資料:財務省、総務省しくみ国・地方税税率および税額自動車の購入価格に課税される。国・地方税10%(うち、2.2%相当分は地方消費税)取得段階保有段階税目消費税新車・中古車にかかわらず購入したときの取得価格を基準として環境性能に応じて課税される。道府県税・市町村税(自家用)・ 取得価格の0~3%(営業用および軽自動車は0~2%)・ 取得価格50万円以下は免税環境性能割(自動車税・軽自動車税)車検時ごとにクルマの(総)重量に応じて課税される。国税①エコカー減税対象車自家用乗用車:2,500円/0.5t年(本則税率)②新車新規登録・検査から18年経過車自家用乗用車:6,300円/0.5t年③新車新規登録・検査から13年経過車自家用乗用車:5,700円/0.5t年④上記以外の自動車(自家用)○乗用車(自重0.5t毎)○トラック(総重量1t毎)・ 2.5t超・ 2.5t以下○バス(総重量1t毎)○軽自動車(定額)○二輪車 ・ 250cc超(定額)・ 126~250cc毎年4月1日現在の持ち主に対して定額で課税される。道府県税乗用車(自家用)・ ~1000cc ..... 25,000円/年・ 1001~1500cc ..... 30,500円/年・ 1501~2000cc ..... 36,000円/年・ 2001~2500cc ..... 43,500円/年・ 2501~3000cc ..... 50,000円/年・ 3001~3500cc ..... 57,000円/年・ 3501~4000cc ..... 65,500円/年・ 4001~4500cc ..... 75,500円/年・ 4501~6000cc ..... 87,000円/年・ 6001cc~ ........... 110,000円/年自動車重量税自動車税(種別割)● 自動車の税金のしくみ(税金および税額は2020年5月1日現在)注:2019年10月から2021年3月末までの間、税率が1%軽減される臨時的措置が講じられている(P.43参照)。注:2019年5月から2021年4月末までの間、別途、エコカーに対する「自動車重量税」の軽減措置が講じられている(P.40参照)。※2019年10月1日以後に新車新規登録を受けた自家用乗用車(登録車)から税率を引き下げ(P.42参照)● 2020年度租税総収入の税目別内訳並びに 自動車関係諸税の税収額(当初)9兆円にもおよぶ自動車関係諸税収自動車関係諸税は第1次道路整備五箇年計画がスタートした1954(昭和29)年度に道路特定財源制度が創設されて以来、これまで増税、新税創設が繰り返されてきました。現在自動車には9種類もの税が課せられ、ユーザーは多額の自動車関係諸税を負担しています。2020年度の当初予算では自動車ユーザーが負担する税金の総額は国の租税総収入109兆円の8.1%に当たる約9兆円にもなります。単位:億円................. 4,100円/年... 4,100円/年 3,300円/年..................... 4,100円/年........................ 3,300円/年.......... 1,900円/年....... 4,900円/届出時自動車関係諸税88,092(8.1%)税金自動車関係諸税印紙収入10,430(1.0%)消費税247,647(22.7%)固定資産税93,636(8.6%)自動車重量税6,799自動車税(種別割)15,294軽自動車税(種別割)2,755揮発油税22,040軽油引取税9,641取得段階地方揮発油税2,358消費税(燃料課税分)9,177法人税197,931(18.2%)その他244,209(22.3%)酒税12,650(1.2%)所得税195,290(17.9%)車体課税合計44,756燃料課税合計43,336租税総収入(国税+地方税)1,089,885(100%)保有段階走行段階消費税(車体課税分)18,576環境性能割(自動車税・軽自動車税)1,332石油ガス税12038
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