2019年版 日本の自動車工業
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日本メーカーの主要な資本・業務提携関係日本の自動車メーカーは、全世界的に進展する経済のボーダーレス化とともに、海外現地生産化を推進したり、海外メーカーとの提携を進めるなど各国事情に即した形で急速なグローバリゼーションを進めてきました。現在、日本メーカーと欧米メーカーの提携関係は、資本参加(出資)、技術提携、共同開発・生産や販売協力など広範かつ多様・複雑な協力関係となっており、このような双方の利益に合致した協力関係は近年ますます強まっています。また最近では、モータリゼーションの進展が著しい中国や東南アジアにおいて、資本提携、生産技術や環境・安全などの商品技術の供与など現地自動車メーカーとの関係構築が活発に進められています。2019年3月31日現在注:提携先との業務内容は、「技術供与(提携)」「共同開発」「完成車供給(相互含む)」「合弁事業」等、自動車の製造に関わる提携業務とする。完成車相互供給原付一種スクーター供給完成車供給16.82%出資小型FRスポーツ車共同開発完成車供給50.1%出資技術協力技術協力5.05%出資ハイブリッド技術ライセンス供与商用車供給0.25%出資50%出資商用車相互供給商用車供給3.58%出資業務提携完成車供給50%出資商用車相互供給34%出資完成車相互供給商用車供給商用車供給完成車供給商用車供給バス合弁事業ヤマハホンダダイハツトヨタ日野SUBARUスズキUDトラックス三菱日産いすゞNMKVマツダ三菱ふそう日本100%出資完成車供給日本自動車工業会調グローバル展開資本・業務提携51

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