AIJジャパン・プログラムの実施について 平成11年2月9日 (社)日本自動車工業会(辻義文会長)では、同会とタイ自工会が共同で企画している「バンコク特定交差点渋滞緩和プロジェクト」を通産省がこの度AIJ(共同実施活動)ジャパン・プログラムとして認定したため、プロジェクト事業実施に向けての活動を開始した。 本プロジェクトは、1995年4月の気候変動枠組み条約第一回締約国会議(COP.1)が温室効果ガス削減手法として決定した共同実施活動(AIJ:Activities Implemented Jointly)のパイロットフェーズ事業として計画されているものである。 自工会では、在タイ日系自動車企業、タイ自工会等とも協議しながら、タイ・バンコク郊外の特定交差点の渋滞解消策について調査・検討を行ってきたが、費用対効果の高い信号制御の高度化による対策が有効と判断して、AIJジャパンプログラムに応募していたものである。 自工会では、本プロジェクトにおいて、比較的低コストで行える交通信号制御の改善による自動車交通におけるCO2排出低減効果を実証し、成果を広く公表することにより、特に、交通渋滞が深刻な途上国の問題解決の一助としたいとしている。 <<プロジェクトの概要>>
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