「英国自工会(SMMT)インダストリーフォーラム」活動の概要
1. 目 的
- 1994年4月、英国自動車部品産業(特に、二次・三次の部品メーカー)の競争力強化を目的として英国貿易産業省と英国自工会(SMMT)は「SMMT インダストリーフォーラム」を設立した。
- 1995年4月よりスタートしたインダストリーフォーラムの活動は、第1段階として自己評価プログラム/ベンチマーク活動並びにコンサルタントによる工場改善活動を実施、その後同フォーラムは自国部品産業の経営改善が急務と判断し、トヨタ、日産、本田の日本メーカー3社及びGM、VWよりカイゼン活動を指導出来るマスターエンジニア(熟練技術者)の招聘を行った。
- 1996年12月より1期2年の契約期間で日本メーカー3社からマスターエンジニア6名が派遣され、英国部品メーカーの工場現場での指導を通じてエンジニアの育成並びに各企業の現場改善を行い、体質強化を行っている。
2.これまでの支援活動の概要
- 英国自動車産業界で用いる競争力強化の為のマニュアル作成
- 英国人エンジニアだけで改善活動が出来るよう32名のエンジニアを育成
- 300社以上の個別企業に対する現場における経営改善の指導
以上