自工会リリース


平成11年8月3日

日本政府の「国連の車両等の世界的技術規則協定」締結決定について

 本日の閣議において、「国連の車両等の世界的技術規則協定(いわゆるグローバル協定)」を締結するとの決定がされた。(ご参考:別添運輸省プレスリリース

 日本自動車工業会は、本年1月に外務、運輸、通商産業の各大臣に対し、日本政府が本協定に早期加盟されるようお願い申し上げていたところであり、この決定を歓迎するとともに深く敬意を表するものである。

 本協定の発効には、一定の国・地域の署名を要するが、既に米国、カナダが加盟していることに加え、今回の日本政府の決定により本協定発効の実現性が急速に高まってきたと理解している。

 本協定の正式な発効により、現在自動車業界においても国際基準調和が一層、確実に促進されることとなり、自動車業界にとっては新技術に関する開発コストの削減、部品共通化等大きな経済効果が期待できる。今後、当会としては、以前にも増して政府、関係組織等と協力し、国際基準の具体的な実現制定に向け、さらに努力してまいる所存である。

以上

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