自工会リリース


1999年2月18日

(辻会長)

国内生産について

  • 1998暦年は1,000万台を超えたが、内々非常に心配はしていた。1,000万台超の原動力は最後の3ヶ月位の軽乗用車が大きく貢献した。
  • 1998年度についても1,000万台を超えるであろうと考えている。1,000万台という数字に我々は決してこだわりを持っているわけではない。1,000万台を超えたら雇用問題が無くなり、1,000万台を割ったら直ちに雇用問題が生まれるということではないと考える。
  • 願わくば、軽自動車の新車効果による好調が登録車にも波及し、景気浮揚のひとつの原動力となることを期待している。

雇用問題について

  • マスコミは生産台数1,000万台にこだわるが、1,000万台を超えたら雇用問題が無くなり、1,000万台を割ったら直ちに雇用問題が生まれるということではないと考える。
  • しかしながら、雇用の余剰感は各社とも持っていると思う。
  • また、設備能力については2〜3割程度の余剰があるのではないか。

グリーン化税制について

  • 環境に良いクルマにはインセンティブを与え、環境に対してそれほど良くないクルマにはペナルティを課すという考え方には自動車工業会として反対する。
  • 我々としては、過重な自動車関係諸税の現状を念頭に置いて是正をお願いしているが、更なる増税に結びつく考えは受け入れられない。

以 上

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