1999年4月22日
(辻会長)
会見の席上、下記説明
◎最近の国際交流活動について
1.第4回JAMA/CLEPA(欧州自動車部品製造者連絡協議会)ビジネスカンファレンス
(1) 日 程:1999年4月19日
(2) 場 所:オランダ・アムステルダム
(3) 参加者:700名(日本側:約150名、欧州側:約450名)
2.APEC早期自主的分野別自由化(EVSL)・自動車分野
(1) 日 程:1999年7月下旬
(2) 場 所:インドネシア・バリ島
(3) 議題案:1.関税手続き
2.基準調和
3.知的財産
4.交通渋滞、環境問題
5.自由貿易の歴史的な影響
6.産業発展に係わる効果的な自動車政策
8.二次三次産業への支援
3.各国自工会との業界間交流の促進について
・欧 州:「JAMA/ACEA(欧州自動車工業会)」
第1回事務局間会合
(1) 日 程:1999年4月16日
(2) 場 所:ブラッセル
(3) 概 要:1.技術関係
2.環境関係
3.今後の協力
・韓 国:「JAMA/KAMA(韓国自動車工業会)」
第2回JAMA/KAMA事務局レベル会合(予定)
(1) 日 程:1999年6月18日〜19日
(2) 場 所:日本・福岡
(3) 概 要:1.国際関係
2.技術関係
3.環境関係
EU自動車協議
- EU15ケ国の99年需要見通しは対前年比−1.5%。
- モニタリング制度は、91年の日・EU自動車合意により本年を以て終了するものと理解している。
- 同制度終了後(2000年以降)、日本からの完成車輸出が急増するということはないと思う。
グリーン化税制
- 自工会としては、運輸政策審議会の出したグリーン化税制については最初から反対している。
- 自工会としての主張はほぼ行い、報告書にもそれらの意見が併記されたが、主文は変わっておらず今後の動向を心配している。
- 本件は大きな税制改革の問題であり、過去の例から見てそう容易に運政審の思い通りにはなるとは思っていない。
EU燃費規制
- 6月のEU環境大臣会合に向け検討が重ねられており、今月末にもハイレベル協議が予定されている。
- 自工会としては「欧州自動車工業会と同等の努力はする」、「環境関係を重要視している」旨は既に表明済みであり、現在、運用面についての詰めを行っている。
過剰設備の廃棄に対する優遇措置
- 自動車の場合、世界的にも国内的にも余剰を持っていると思う。
- 生産量の変動に備え、一般的には20%〜25%の余裕を持っている。それを余裕と考えるか、過剰と考えるかによるが、現状としては過剰と言えよう。
以 上
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