|
1999年10月21日
(辻会長)
◇会見の席上、下記説明
1.「JAMA/MEMA(米国自動車部品工業会)共同ステートメント」・・・ ご参照
2.パンフレット「暮らしを支えるディーゼル車」
3.パンフレット「豊かな暮らしを次の世代に」
第33回東京モーターショーについて
- 今回は「乗用車・二輪車」と「商用車」とを分けて開催する初のモーターショーであると同時に、「乗用車・二輪車」のショーとしては今世紀最後となる。
- 今年は日本にクルマが入ってきて以来100年を経過した年に当たり、その100年の間に自動車がどう変わってきたかという歴史もご覧戴ける特別展示室を作っております。「21世紀に向けての自動車の課題は何か、未来を見ながら地球のためにクルマを変えていこう」をスローガンにしている。
- 開催期間は約2週間で150万人の来場者を予定している。
- モーターショーでの発表は宣伝効果が大きく、これをきっかけに販売も上向いてくれればと大変期待している。
日産自動車の再生計画について
- れまでの社長・会長がやり残した問題を包括して、新たな体制の下で行うもので「リストラ」とは言わず「リバイバル」としています。
- 人員削減については21000人という数字が大きくクローズアップされていますが、これは国内のみの数字ではなくグローバルなものであり、しかも今年の3月時点を基準としており、さらには3〜4年かけて行う計画であることを理解願いたい。
- 時の経営責任者が問題の先送りをしたとは全く考えていない。出来るだけの事をその時代その時代の責任者が行ったが力が及ばなかったと考えていただきたい。
自動車需要動向について
- 先月の会見で述べたとおり、動向を見極めるには3ヶ月程度は必要と考えているが、8月に前年比プラスとなったものの、9月には再びマイナスとなった。
- 年度上期の数字を見ると、軽自動車がプラス30%、登録車がマイナス10%、その結果全体でほぼ前年並みとなった。
- 下期は上期に比べ若干上向くと思っているが、トラックやフォークリフトが先行指標として表れておらず、全く期待の範囲である。
|