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2000年10月17日
(奥田会長)
リコール特別検討会について
- 常任委員会の下に、各社の品質保証責任者を中心に構成されるリコール特別検討会を設置した。
- リコール問題の再発防止とユーザーの信頼回復に向けて各社共通の課題を洗い出し、具体的な対応策を検討していきたい。最終報告書は3月にとりまとめる予定。
- 型式指定とリコールは分けて考えるべき。クルマを作ったら、どういう機能や性能を持っているかを型式で把握し、大量生産により問題が起こった場合はリコールで処理をする。
- 世界的に見て、日本のリコール制度が一番厳しい感じがする。
自動車業界の景況感について
- 上半期で1.4%増と2年連続のプラスになり、今後各社も新型車を出してくるのだから、後半はさらに良くなってくるのではないか。
リサイクル推進特別委員会について
- 通産省・リサイクル小委員会に対し、総合的、機動的に対応するため当特別委員会を設置した。
- これまでの自主取り組みで不十分な点は何か、EUの廃車指令がまもなく出来るが日本との違いは何か、等の問題点をまず整理し、実行あるシステムを作るにはどうしたらよいかを当特別委員会で議論、検討していきたい。
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