自工会リリース

2000年12月21日

(奥田会長)

米国経済および米国自動車市場について

  • 年末の2〜3か月で米経済の減速感や米国自動車市場動向は急に悪くなってきたと認識している。
  • 株式市場等いろいろな環境を考えると、来年の米国自動車市場は大きくは期待できないが、人口の増加もあり、1,600万台以上は確保できるのではないか。
  • アメリカ車と外国車の割合が7:3ならいいが、6:4になれば摩擦めいた話が出てくる可能性は十分にある。
  • 米国自動車市場における日本各社の販売計画数字を積み上げれば40〜50%に行ってしまうが、これは各社ごとの事情で各社勝手に出している数字であり、その1社だけを見て判断するのは難しい。

国内生産について

  • 2001年は、米国や欧州が良くないので輸出は期待できないと思うが、東南アジアで伸びる可能性もあり、国内販売が横ばいだとしても1,000万台は越えるのではないか。

自動車税制大綱について

  • 我々の要望したことが入っており、概ね満足している。
  • 9種類ある自動車関係諸税について、もう一度見直して何らかの結論を出したい。

以上


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