|
2001年5月17日
(奥田会長)
任期1年目の感想と2年目の抱負について
- 1年があっという間に経ち、何もやってなかったという感じ。
- ディーゼル車対策、リサイクル問題、リコール問題等への対応は、半分くらいはやったのではないか。
- 自工振との統合は、具体的なことはやれた。
- 次の1年は、自工会の運営は国際的な場が多くなってきているので、オープンな議論や透明・迅速な意志決定を心がけて対応していきたい。具体的には、ITなど技術革新による課題解決、グローバルな視点での協調・協力関係の構築、環境問題が大きな問題になってくるのではないか。
政府公用車の低公害車切り替えについて
- 低公害車の定義をはっきりさせないと各社ごとにアンフェアな話が出てくるので、低公害車の定義を関係省庁、自工会常任委員会企画部会にて早急に摺り合わせていきたい。
- ハイブリッド車等4兄弟のほか、環境省がグリーン購入法で3つ星、2つ星、1つ星のマークを作っており、これも低公害車の1つの基準になると思うので、どれが低公害車に該当するのかを関係省庁と調整していきたい。
- 低公害車の普及に向け、自工会は競争と協調の理念で動いている。自工会安全・環境技術委員会において共通化できるものがあれば共通化するが、最終的には各社とも独自のものを持ちたいということになるのではないか。
- 低公害車の普及促進に関し、政府には、低公害車の定義をクリアにすること、何らかのインセンティブをつけること、社会的インフラ作りへの協力をお願いしたい。
道路特定財源の一般財源化について
- 道路特定財源の見直しは自動車を使用している人の理解が必要。
- 現在も建設が必要な道路が当然あり、全国に渋滞箇所が何百カ所もあるので、これらに道路特定財源を充当してほしい。
フロン回収・破壊法案について
- 産構審の議論が進行形で費用徴収方法の決定がこれからという時に、費用の外部化という大きな枠組みを取り入れられ、施行の時期が10月末で準備期間が非常に短く、大変厳しいと感じている。
GM Japanの加入問題について
|