一般社団法人 日本自動車工業会 JAMA

四輪車

生産

四輪車生産台数は900万台

2023年の四輪車生産台数は、前年より14.8%増加して899万9千台となり、5年ぶりの増加となりました。乗用車は前年より18.3%増加して776万7千台となり、うち普通車は23.7%増の502万7千台、小型四輪車は10.7%増の133万台、軽四輪車は8.3%増の141万台でした。トラックは前年より4.8%減少して112万7千台、バスは前年より22.9%増加して10万4千台でした。

2023年の車種別生産台数と構成比
2023年の車種別生産台数と構成比 グラフ
四輪車生産台数の推移
四輪車生産台数の推移 グラフ
四輪車生産金額の推移
四輪車生産金額の推移 グラフ
四輪車生産金額
四輪車生産金額 表

資料:経済産業省

四輪車生産台数
四輪車生産台数 表

注:1.車種区分は道路運送車両法による分類(参照)。 2.1979年より「KDセット」を除く。「KDセット」とは、1台当たりの構成部品価格が60%未満のもので、1988年より部品扱いとなっている。

日本自動車工業会、経産省生産動態統計調

販売

四輪車販売台数は478万台

2023年の四輪車新車販売台数は、前年より13.8%増加して477万9千台となりました。乗用車は前年より15.8%増加して399万3千台となり、うち普通車は30.6%増の175万8千台、小型四輪車は1.8%増の89万3千台、軽四輪車は9.5%増の134万1千台でした。また、トラックは前年より4.1%増加して77万8千台、バスは前年より53.5%増加して8千4百台となりました。

2023年の車種別新車販売台数と構成比
2023年の車種別新車販売台数と構成比 グラフ
四輪車新車販売台数の推移
四輪車新車販売台数の推移 グラフ
四輪車新車販売台数
四輪車新車販売台数 表

注:1.2002年まではシャシーベース、2003年からはナンバーベース調。 2.大型特殊車を含まず。トラックには特種用途車を含む。 3.輸入車を含む。

資料:日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会

軽自動車の車種別販売台数推移
軽自動車の車種別販売台数推移 表

資料:全国軽自動車協会連合会

輸入車販売

四輪輸入車販売台数は31万台

2023年の四輪輸入車販売台数は、前年より0.5%増加して31万1千台でした。乗用車は前年より0.2%減少して27万7千台、商用車(トラック・バス)は前年より6.9%増加して3万4千台となりました。また、輸入中古車販売台数は、前年より0.1%増加して55万6千台となり、うち乗用車は前年とほぼ同じで53万4千台、トラックは前年より6.1%増加して2万台となりました。

輸入車販売台数推移
輸入車販売台数推移 グラフ・表

資料:日本自動車輸入組合

自動車輸入台数(通関実績)
自動車輸入台数(通関実績) 表

注:その他とは、特種(殊)用途車、原動機付シャシー。

資料:財務省「貿易統計」

輸入中古車販売台数
輸入中古車販売台数 表

注:1.車種区分は道路運送車両法による分類(参照)。 2.その他には、バス、大型特殊車、小型三輪貨物車を含む。

資料:日本自動車輸入組合

中古車販売

四輪中古車販売台数は643万5千台

2023年の四輪中古車販売台数は、前年より2.1%増加して643万5千台となりました。乗用車は前年より2.6%増加して540万2千台となり、うち普通車が5.1%増の187万2千台、小型四輪車が2.1%減の123万1千台、軽四輪車が3.3%増の229万8千台となりました。トラックは前年より0.4%減少して94万6千台、バスは前年より4.6%減少して1万台となりました。

2023年の車種別中古車販売台数と構成比
2023年の車種別中古車販売台数と構成比 グラフ
新車・中古車別四輪車販売台数の推移
新車・中古車別四輪車販売台数の推移 グラフ
中古車販売台数(中古車新規+移転+名義変更)
中古車販売台数(中古車新規+移転+名義変更) 表

注:1.車種区分は道路運送車両法による分類(参照)。 2.輸入車を含む。 3.その他は、特種用途車・大型特殊車・小型三輪貨物車の合計。 4.特種用途車とは、緊急車、寝台車などの登録番号(8)に相当するもの。特殊車とは、除雪車、トラクターなどの登録番号(9)もしくは(0)に相当するもの。

資料:日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会

保有・普及率

四輪車保有台数は7,876万台

2023年12月末現在の四輪車保有台数は、前年より0.3%増加して7,875万6千台となりました。乗用車は、前年より0.3%増加して6,232万台でした。そのうち普通車が2.1%増の2,092万5千台、小型四輪車が2.7%減の1,799万9千台、軽四輪車が0.9%増の2,339万6千台でした。トラックは0.4%増の1,442万7千台、バスは1.2%減少して21万1千台でした。自動車の平均使用年数(2023年3月末)は、乗用車が13.42年、トラックが15.96年、バスが20.41年となっています。

2023年末現在の車種別保有台数と構成比
2023年末現在の車種別保有台数と構成比 グラフ
四輪車保有台数の推移
四輪車保有台数の推移 グラフ
都道府県別自家用乗用車の100世帯当たり保有台数(2023年3月末現在)
都道府県別自家用乗用車の100世帯当たり保有台数(2023年3月末現在) グラフ

注:軽自動車を含む。

資料:自動車検査登録情報協会

乗用車の初度登録年度別保有台数(2023年3月末現在)
乗用車の初度登録年度別保有台数(2023年3月末現在) 表
車種別平均車齢推移(各年3月末現在)
車種別平均車齢推移(各年3月末現在) 表
車種別平均使用年数推移(各年3月末現在)
車種別平均使用年数推移(各年3月末現在) 表

注:1.平均車齢:現在使用されている自動車の初度登録からの経過年数の平均。 2.平均使用年数:自動車を初度登録してから抹消登録するまでの平均年数。 3.上記3表は軽自動車を除く。

資料:自動車検査登録情報協会

自動車保有台数(各年末現在)
自動車保有台数(各年末現在) 表

注:1.特種用途車とは、緊急車、寝台車、冷蔵・冷凍車、タンク車、工作車、移動無線車などの登録番号(8)に相当するもの。 2.特殊車とは、雪上車、除雪車、トラクター、ブルドーザー、ロードローラーなどの登録番号(9)もしくは(0)に相当するもの。 3.三輪車は、乗用車、トラック、特種(殊)用途車の三輪車合計。

資料:国土交通省

輸出

四輪車輸出台数は442万台

2023年の四輪車輸出台数は442万3千台となりました。乗用車は前年より19.8%増加して397万8千台、トラックは前年より16.0%減少して34万1千台、バスは前年より20.6%増加して10万3千台となりました。

2023年の車種別輸出台数と構成比
2023年の車種別輸出台数と構成比 グラフ
四輪車輸出台数の推移
四輪車輸出台数の推移 グラフ
四輪車の仕向地別輸出台数推移
四輪車の仕向地別輸出台数推移 グラフ・表

注:北米にはアメリカ分を、欧州にはEU分をそれぞれ含む。

四輪車輸出台数
四輪車輸出台数 表

注:1.車種区分は道路運送車両法による分類(参照)、財務省調と一部異なる。 2.国産新車の船積実績(四輪車メーカー分)。 3.1979年より「KDセット」を除く。「KDセット」とは、1台当たりの構成部品価格が60%未満のもので、1988年より部品扱いとなっている。 4.2017年12月実績より、一部会員メーカー台数を含まない。

日本自動車工業会調

仕向地別輸出

概ね全ての仕向地において増加した四輪車輸出台数

2023年の四輪車輸出台数を仕向地別で見ると、中近東向け(49万台)、欧州向け(77万5千台)、北米向け(171万9千台)、中南米向け(27万7千台)、大洋州向け(46万9千台)で増加し、アジア向け(57万5千台)、アフリカ向け(10万7千台)が前年より減少しました。

2023年の四輪車仕向地別輸出台数と構成比
2023年の四輪車仕向地別輸出台数と構成比 図

注:合計にはその他向けの11,118台(0.3%)を含む。

四輪車の仕向地別輸出台数構成比推移
四輪車の仕向地別輸出台数構成比推移 グラフ

注:イギリスは、2020年1月はEUに、2月以降は欧州に含み集計している。

2023年の四輪車仕向地別輸出台数
2023年の四輪車仕向地別輸出台数 表

注:1.車種区分は道路運送車両法による分類(参照)、財務省調と一部異なる。 2.2017年12月実績より、一部会員メーカー台数を含まない。

日本自動車工業会調

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