JAMA 一般社団法人 日本自動車工業会

必ず点検〜タイヤ編

自動車メーカー指定のホイール、タイヤサイズを使用してください。
また、運転前には空気圧や溝の減り具合、傷の有無などをチェックしましょう。

少なくとも月に一度はチェックを!
タイヤ経時変化するので、
自動車販売店などで
定期的点検
を受けましょう。

スリップサインが出たらタイヤ交換を

タイヤの接地面にほられた溝(トレッドパターン)を点検してください。溝の深さが1.6mm未満になるとスリップサインが現れます。スリップの危険があるのでタイヤを交換してください。
タイヤの摩耗はクルマの制動にも影響します。制動停止距離は路面状態およびタイヤ摩耗状態により変わります。路面が乾いているときに比べ、濡れているときは停止距離が長くなります。また、タイヤの摩耗によっても停止距離は長くなります。

なお、冬用タイヤには摩耗状態を示すプラットホームが設けられており、プラットホームが現れたら冬用タイヤとしては使用しないでください。また、冬用タイヤは四輪すべてに装着してください。

冬のドライブにはご注意を!

冬場になると、道路の積雪・凍結により、ノーマルタイヤを装着した車両が立ち往生して深刻な交通渋滞や通行止めを引き起こしています。冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ等)の装着やタイヤチェーンを携行しましょう。

チェーン規制:規制区間ではスタッドレスタイヤであってもタイヤチェーンを装着しなければ、通行できません。

パンク応急修理キット

パンクしたときに備えて、パンク応急修理キットとスペアタイヤ、もしくはランフラットタイヤのどれを装備しているのか、事前に確認しておきましょう。応急修理キットを使用する場合、タイヤに刺さったクギなどは抜かないでください。抜いてしまうと応急修理が不可能になる場合があります。応急修理キットは、搭載車両のタイヤ専用のため、指定サイズ以外のタイヤや他の用途には使わないでください。また、応急修理したタイヤは、交換もしくは再利用のための修理費用が高くなる可能性があります。なお、作業に自信がない場合や、安全な作業場所へ移動できないときは、ロードサービス等を活用しましょう。

※付着した修理剤を洗浄するため

応急修理キットの使用方法や補修できないパンクの種類は、取扱説明書で確認してください。修理剤には有効期限がありますので、期限が切れるまでに交換しましょう。

車載ジャッキの取り扱いは、こんな要領で

タイヤ交換時やタイヤチェーン装着時など、車体を持ち上げてタイヤを浮かせる(ジャッキアップ)作業が必要です。いざというときのために、ドライブの前は車載ジャッキの搭載位置等、点検・確認をしましょう。

車載ジャッキの使用方法は製品によって異なります。必ず取扱説明書に従って正しく使ってください。

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