世界初の自動車はガソリンではなく、蒸気(じょうき)で走りました。
1770年頃(ごろ)、フランスのキュニョーがつくった自動車が、世界で最初の自動車といわれています。現在、自動車のほとんどはガソリンや電気などで走りますが、キュニョーがつくった自動車は、蒸気(じょうき)で走る「蒸気(じょうき)自動車」でした。それから100年以上たった1880年代の初め、ドイツのダイムラーとベンツのふたりが、ほぼ同じ時期にガソリンエンジンを完成させました。そして1913年、アメリカのフォードがベルトコンベアを使った大量生産を始めたことで、自動車は急速に世界に広がりました。 日本では、1907年(明治40年)、東京自動車製作所(せいさくじょ)が国産初のガソリン車「タクリー号」をつくりました。オートバイが日本で初めてつくられたのは、その2年後の1909年(明治42年)です。
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