排出ガス
さらなる自動車排出ガス浄化のために
わが国の排出ガス規制は世界で最も厳しい水準にあり、自動車メーカーは対応技術の研究開発に積極的に取り組んでいます。その効果もあって、大気中のNOxをはじめとする汚染物質の量は大都市部も含めて年々減少傾向にあります。日本は排出ガス試験法の国際基準調和活動を推進しており、国連で決まった試験法が2010年に二輪車へ、2016年にはディーゼル重量車へ、2018年にはガソリン乗用車等へ導入されました。
自動車排出ガス規制値
(1) | WLTCモードを冷機状態において測定した値がそのまま適用される。 |
(2) | PMに関する規制値は、ガソリン直噴車に対してのみ適用される。 |
(3) | ディーゼル乗用車において、「小型車」とは、等価慣性重量1.25t(車両重量1.265t)以下、「中型車」とは、等価慣性重量1.25t(車両重量1.265t)超である。 |
(4) | WHTCモードを冷機状態において測定した値に0.14を乗じた値とWHTCモードを暖機状態において測定した値に0.86を乗じた値との和で算出される値に対し適用される。 |
(5) |
|
※CO:一酸化炭素、THC:総炭化水素、NMHC:非メタン炭化水素、NOx:窒素酸化物、PM:粒子状物質。
資料:環境省、国土交通省