CAEクラウド活用ハンドブック

従来、CAEで必要となるHPC環境を“所有”するためには、高額な初期投資や継続的な維持運用費が必要となり、限られた一部の大企業や大学などでしか保有することができなかったため、“所有”することが直接企業の競争力に結び付いていました。しかし、クラウドリソースを“利用”することで、限られた人しか手に入れることのできなかった計算能力を、個人でも手に入れることができるようになったことで、どれだけ効率的にリソースを活用できるかが企業の競争力に影響を及ぼす時代になりました。
しかし、クラウドサービスの運用がクラウド事業者側の管理下に置かれるため、データの保護や保全といった情報セキュリティに関する懸念や外部サービスを利用することに関する心理的ハードルが高いことから、日本の企業ではまだまだクラウドの活用が進んでいないのが現状です。

そこで、業界内外でのCAE用途でのクラウド利用促進に貢献できるように、CAE用途にてクラウドサービスを利用検討するにあたり、どのような手順と視点で確認(チェック)する必要があるのかを手引きする内容を記載したハンドブックを作成しました。

【ガイドラインのダウンロード方法】
  1. ガイドラインのリンクをクリックすると、ダウンロードが開始します。
  2. ダウンロードされたZIPファイルを解凍すると、ガイドラインとアンケート依頼文が確認できます。

※アンケートにご協力をお願いします※
JAMAのデジタルエンジニアリング活動の普及・展開を図るため、各資料の活⽤状況を集計・把握しておりますのでアンケートにご協⼒いただきますよう、よろしくお願いいたします。

CAEクラウド活用ハンドブック Ver1

情報セキュリティに対する懸念をはじめとしたクラウド利用にあたっての心理的ハードルを下げることを目的とし、CAE用途でクラウドを利用する際にどのような手順と視点で確認(チェック)する必要があるのかの手引きを記載したハンドブック。
(2017年5月1日公開)

日本自動車工業会 ICT部会 デジタルエンジニアリング分科会作『CAEクラウド活用ハンドブック』はクリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 4.0 国際 ライセンスで提供されています。

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