高校生の交通安全教育
高校生向け自転車安全運転講習実施資料(指導マニュアル・実践好事例集)
近年、自転車利用に関するルールの周知の必要性が叫ばれ、高等学校においても実効性のある自転車安全教育の推進が強く求められています。
日本交通安全教育普及協会と日本自動車工業会は、学校だけでは十分な交通安全教育を施すことが難しい現実を踏まえ、地域の自動車教習所と高等学校が連携し、高校生への自転車安全教育を効果的に推進していくモデル事業「地域連携型高校生向け自転車交通安全教育推進事業」を実施し、その取り組みの成果を取りまとめました。
本資料は、実際に自転車安全運転講習会を開催する際に、すぐに役立つ実践的な手引きとなっており、効果的な安全教育手法としての「アクティブ・ラーニング手法」について解説しているほか、自転車安全運転講習会の基本的なカリキュラム例やグループ・ディスカッションの展開案、体験学習の展開案など、具体的なコンテンツ例や実際に展開した講習会の事例を紹介しています。
高校生の交通安全教育Safety Action 21
「Safety Action 21--高校生の交通安全教育」は、ホームルームなどの授業の中で、免許取得年齢に達する高校生を対象に、生涯を通してよい交通社会人となるため、体系的な交通安全教育を行えるように開発されたテキストです。
1学年で7~8時間、3学年で21項目の学習ができるように作られています。学年ごとにその年齢で問題となる事故に対応した内容を取り上げ、「ワークシート」を核にし、生徒と先生がコミュニケーションを取りながら授業を進める教育手法をとっています。br>
また、21項目はすべて「指導展開案」「ワークシート」「ワークシートの回答」「先生用の資料」「専門家のコラム」の5つのパートで構成され、交通安全教育をはじめて教える先生方でも充実した内容で授業を進められるように組み立てられています。