1998年度(平成10年度)自動車国内需要見通し 1998年3月19日 II.二輪車 1.1.二輪車需要の動向 1) 997年度の二輪車総需要は、1,176千台・前年比95.8%になるものと推定される。これは、免許制度の改正により自動二輪車の需要が増加したものの、消費税率の引き上げで原付第一種,原付第二種の需要が減少したことによる。 2.原付第一種 1) 97年度の原付第一種の需要は、838千台・前年度比94.4%になるものと推定される。これは、消費税率の引き上げの影響を受けたためと考えられる。 3.原付第二種 1) 97年度の原付第二種の需要は、169千台・前年度比98.3%になるものと推定される。これは、期末に各社から新製品投入の効果があったものの、消費税率引き上げの影響を受けたためと考えられる。 4.軽二輪車 1) 97年度の軽二輪車の需要は、83千台・前年度比97.0%と推定される。これは、新規免許取得者数(普通二輪免許)の減少と自動二輪車へのシフトがあったためと考えられる。 5.自動二輪車 1) 97年度の自動二輪車の需要は、86千台・前年度比105.6%と推定される。これは、免許制度改正により、401cc以上の大型二輪車の需要増加によるものと考えられる。 表1 1998年度(平成10年度) 自動車国内需要見通し |
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