自工会リリース


世界主要自動車産業界による燃料品質に関する提言

1998年6月4日

近年の研究結果により、燃料品質が排出ガスに大きな影響を与えることが明らかとなってきたことから、AAMA(米国自動車工業会)、ACEA(欧州自動車工業会)、並びにJAMA(日本自動車工業会)は共同して、燃料品質の世界的統一に向けた議論を重ねてまいりました。

今般、その成果を「世界規模の燃料品質に関する提言(国際燃料使用)」として策定し、6月4日(木)、ベルギー・部ラッセルにおいて開催された第三回世界燃料会議(World Fuels Conference)の席上発表(別紙仮訳ご参照)しましたので、取り急ぎ、ご参考までにご報告申し上げます。

同提言は、大気環境改善のための自動車排出ガス低減に向けた自動車業界の努力を前提に、大気環境改善のための望ましい燃料品質を探求し、世界的な燃料品質基準を提案することにあります。

今回の発表は、自動車業界として世界の石油業界をはじめとする多くの関係者に対しての提案であり、各界からの意見提出を求め、本年10月を目途に最終版をとりまとめることとしています。

参考-1:主な燃料性状項目の提案値(自動車業界として求める燃料性状に係わる要望値)及び要望値の範囲

参考-2:第三回世界燃料会議(World Fuels Conference)

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