(社)日本自動車工業会は、昨年12月、警察庁ならびに運輸省から「自動車及びオートバイ盗難防止対策の強化について」の要請をうけ、その対応を検討してまいりました。
当会会員各社は、これまでも車両の盗難防止対策を進めているところですが、昨今の自動車盗難の状況変化及び社会的影響等も考慮し、同防止対策の一層の推進を図ることとしました。
なお、同趣旨の発表が警察庁、運輸省からも本日行われる予定です。
§ 盗難防止対策の概要(項目)
- 自動車盗難防止対策
- ドアのこじ開け等防止対策
- インナーノブ形状
- 位置等の改善、ピッキング防止策等
- エンジンキーの合鍵作成防止対策
- 2ウエイキーの採用、トランクキーシリンダー取付改善等
- 錠破壊強度の改良 ・ステアリングロック強度改善、取付位置の改善等
- イモビライザーシステム搭載車の普及
- オートバイ盗難防止対策
- メインスイッチ部破壊防止対策
- フリーリング、シャッター、フリーローター等の採用、キーシリンダー周辺部の強度改善
*盗難防止対策にあたって、警察庁へ以下を要望した。
- 盗難車データ(特に手口)の収集と提供
- 盗難車の海外流出防止施策の推進等
<参考>自動車盗・オートバイ盗の発生状況(警察庁調べ) |