自工会リリース


「自工会・'98春季交通安全キャンペーン」の実施について

1998年4月2日

 日本自動車工業会(会長:辻 義文)では、春の全国交通安全運動(4月6日〜4月15日、主催:交通対策本部)に併せ、4月5日(日)から「自工会・'98 春季交通安全キャンペーン」を7月末日まで展開します。
 平成9年の交通事故死者数は全国合計で9,640人と、平成8年の9,942人を302人(-3.0%)下回りました。しかし、政府が目標とする平成12年までに交通事故死者数を9千人以下とする目標の達成のためには、更なる減少を実現していくことが必要とされています。このような交通事故をとりまく環境において、本キャンペーンは、会員各社で実施する様々な交通安全活動に加え、業界統一活動として交通安全を一層強く呼びかけるものです。
「自工会・'98 春季交通安全キャンペーン」では、四輪と二輪それぞれにテーマを設けた展開を行ないます。

「シートベルトの着用促進が」四輪のテーマ

 自工会の交通安全キャンペーンの四輪スローガン『いつでも、どこでも、乗る人はみんなシートベルトを。』、を実現していくために、3つのタイプのクリエイティブでシートベルト着用を訴求していきます。(1.三倉茉奈・佳奈を起用して、後部座席でのシートベルトを訴えかけるクリエイティブ、2.世代別にシートベルト着用を訴えるクリエイティブ、3.自動車乗車中の死者に占める割合の高い若者に訴えかけるキャラクター、「ベルトマン」の登場するクリエイティブ。)

『二輪車の昼間点灯の社会的理解の促進』が二輪のテーマ

 混合交通下における二輪車事故防止のため、自工会が推進してきたことに二輪車の昼間点灯があります。 現在国産の二輪車(新車)では自動点灯化に切替わっていること、バイクライダーの中で昼間点灯走行が普及したことをふまえ、訴求ターゲットを四輪ドライバーや歩行者、自転車利用者において社会的理解の促進による事故防止を目指していきます。

展開媒体について

 キャンペーンは、交通広告、新聞広告、雑誌広告等を通して訴求していきます。
 また、他団体との連携による交通安全活動の推進を図るため、日本道路公団の協力による「全国の高速道路でのサービスエリア、パーキングエリアでのポスターの掲出」と、全日本指定自動車教習所協会連合会の協力による「全国の指定自動車教習所でのポスターの掲出」等を行ないます。尚、今回のキャンペーンでは、「子供の安全ネットワーク・ジャパン」のご協力により、全国の産婦人科、小児科を中心とした病院・医院でのポスターを展開することになりました。
 また、業界を上げた交通安全活動実践として、四輪車ならびに二輪車販売店店頭ではキャンペーンスローガンを訴える懸垂幕を掲出していきます。
 この他、キャンペーンでは全国放送でのラジオスポットCM(AM)、小冊子の配布等、幅広く展開します。

'98 春期交通安全キャンペーン実施概要

'98 春期交通安全キャンペーン展開内容

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